キャバクラの給料説明!時給変動システムとバックシステムの解説

お金が透けている画像

キャバクラの給料システムは地域によって時給設定に差がありますが、基本的なシステムは一緒です。

大まかな給料システムは以下の2つとなっています。

  1. ポイントスライド制
  2. 売上スライド制

順に説明をしていきます。

①ポイントスライド制

ポイントスライド制は、獲得したポイントによって時給が変動するシステムです。

(例)

本指名=2ポイント

延長指名=1ポイント(30分)

場内指名=1ポイント

同伴=3ポイント

0~10pt 3,000円
11~20pt 3,200円
21~30pt 3,400円
31~40pt 3,600円
41~50pt 3,800円
51~60pt 4,000円
61~70pt 4,200円
71~80pt 4,400円
81~90pt 4,600円
91~100pt 4,800円

pt=ポイント

上記の表の様に、ポイントを重ねるほど時給がアップしていくのがポイントスライド制です。

給料システムは「ボトルポイントあり」や「場内指名ポイントなし」など、お店によって様々な設定がされているので入店時または面接時に確認しておきましょう。

②売り上げスライド制

売上スライド制は、指名をいただいたお客さんのお会計金額の合計によって時給が変動するシステムです。

0~10万円 3,000円
11~20万円 3,200円
21~30万円 3,400円
31~40万円 3,600円
41~50万円 3,800円
51~60万円 4,000円
61~70万円 4,200円
71~80万円 4,400円
81~90万円 4,600円
91~100万円 4,800円

上記の表の様に、売り上げを上げれば上げるほど時給がアップしていくのが売り上げスライド制です。

売り上げスライド制は、団体客から指名が貰えると多くの売り上げに期待できます。10人のお客さんが来て、指名が1人のみの場合、お会計金額すべてが、指名されたキャストさんの売り上げとなります。

逆に、10人のお客さんが、それぞれ一人ずつを指名した場合は、お会計金額の10等分がそれぞれの売り上げとなります。

ここでは説明しませんでしたが、売り上げ&ポイント制を混合させた給料システムを設定しているキャバクラもあります。

バックシステム

バックとは時給以外のお金がお給料に加算されることです。

キャバクラで働くうえで、このバックというのは欠かせない存在です。

どのようなバックがあるのか見ていきましょう。

指名バック

指名バックは、お客さんから指名をいただくことで発生します。

指名とは、お客さんが入店時にお目当てのキャバ嬢を指名することを言います。

(例)指名料金2,000円=バックが1,000円~2,000円ぐらい

がお給料に加算されます。

指名料金もバック率もキャバクラによって設定が異なりますので確認しましょう。

場内指名バック

場内指名バックは、お客さんから場内指名をいただくことで発生します。

場内指名とは、フリーで来店したお客さんが、お気に入りのキャバ嬢が見つかった場合にする指名のことです。

フリーとは、指名なしで来店したお客さんのことでフリー客とも言います。

(例)場内指名料金1,500円=0~1,500円がバックとなります。

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場内指名料金もバック率もキャバクラによって設定が異なりますので確認しましょう。この場内指名バックは初心者キャバ嬢でも稼げるバックでもあるので、場内指名バックなしのお店はちょっと稼ぎづらくなるかなと思います。

同伴バック

同伴バックはお客さんと同伴をすることでバックが発生します。

同伴とは、お客様と食事などに行ってそのまま一緒に出勤することです。同伴出勤と呼ばれます。

(例)同伴料金3,000円=ほぼそのまま全額バックされます。

さらに同伴出勤をすると、同伴料金とは別に指名料金も付いてくるので、指名バックもお給料に加算されます。

ボトルバック

ボトル料金の10%~30%が相場です。

指名の席でボトルが入った場合のみ、ボトルバックが発生します。

フリーの席や、場内指名の席でボトルが入ったとしても、ボトルバックは発生しません。

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ドリンクバック

ドリンクバックは、ドリンクを注文することで発生します。指名の席以外のフリー席でも発生します。

(例)ドリンク料金1,000円=ドリンクバック200円~がバックとなります。

売り上げバック

売り上げバックは、本指名客のお会計金額の〇%がバックとなることです。

(例)20%バックの場合=10万円のお会計で、2万円が売り上げバックとなります。

給料日

キャバクラのお給料日は、お店によって様々です。以下の4点が挙げられます。

  • 日払い制=当日全額払い
  • 週締め=翌週払い
  • 月2回締め(前期・後期)=月2回払い
  • 月1回=翌月〇日払い
一番稼ぎやすいのは月1回払いです。日払いや週払いなどは、指名の本数によってお給料に波が生じるので安定しません。その点、月1回払いの場合は、1か月間コツコツとポイント・売り上げを重ねることによって、安定した収入を見込めます。

保証時給について

普通コンビニや居酒屋などの場合は、研修期間として時給が50円なり100円なり下げられますよね。(研修期間1カ月間は時給800円⇒研修期間終了後900円など。)

キャバクラの場合は逆で

「〇日~〇カ月の期間、通常2,500円スタートのところ、3,500円の時給を差し上げますよ」というのが保証期間です。

この期間は、たとえ指名が0であったとしても、保証時給でお給料が計算されます。

ただ、誰でも保証時給という優遇をされるわけではありません。

では、どういったキャバ嬢にこの保証期間が与えられるかというと

  1. ルックスがいい
  2. やる気に満ちている
  3. 笑顔がステキ・明るい
  4. 出勤できる日数が多い(シフトが多い)
  5. 週末に出勤できる
  6. ラストまで働ける(閉店まで)
  7. 素質がありそう
  8. 経験者でお客を持っている
  9. 長期間働く意思がある
  10. ポジティブなイメージ

逆に保証期間が与えられずらいパターン

  1. ルックスが悪い
  2. やる気が感じられない
  3. 笑顔がない・暗い
  4. 出勤できる日数が少ない(シフトが少ない)
  5. 平日しか出勤できない
  6. 終電までしか働けない
  7. 信用が感じられない
  8. アホッぽい
  9. 清潔感がない
  10. ネガティブなイメージ

まとめ

キャバクラの給与システムをしかっりと把握しておくことで、自分が稼ぎたい金額を得るためには、「どのくらい指名を取ればいいのか」、「売り上げはどのくらい必要か」というのがしだいにわかってきます。毎日目標を立て、それを達成したら、ちょっとずつ目標を上げていき、さらにそれを達成していくことで自然と成長していきます。目標を決め、数字を意識することが大事です。

自分の働くキャバクラの給与システムは必ず紙でもらうか、またはメモをして大事に保管しておきましょう。